2006年9月アーカイブ

名前はアキノタムラソウだが、大体梅雨の頃から秋の中頃まで咲いている。例年、真夏の間は影を潜めるように感じていたのだが今年はその間も継続してよく咲いていたような気がする。

なんだか撮りにくい形の花で、毎年そのうち本格的に撮ろうなどと思っているうちに花期が終わってしまうのだ。この花と入れ替わるように咲くヤマハッカも同じような色で遠目に見ると似ているため、まだアキノタムラソウは咲いてるな、まだ大丈夫、なんて思ってしまうのも撮らず終いになる原因だ。

akinotamurasou01.jpg
Canon EOS 20D
TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO (172E)

いつも横から撮って失敗しているので上から撮ってみた。横から見たのと較べて随分お行儀が良い形じゃないか(笑)

同じシソ科でハルノタムラソウ、ナツノタムラソウというのもあるらしいが、まだ見たことは無い。そういえばただのタムラソウと言うのもあるがこれはキク科だ。しかしタムラってなんだろう?人の名前だろうか?

ちょっと検索してみたところによると、里山の意味かもしれないが実は良く判らないらしい。

これを撮ったのは10日ほど前、まだ秋雨前線がウロウロしていた時分だったのだが、名前が判らなかったため保留していたものだ。

nangokukamomeduru01.jpg
OLYMPUS E-1
TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B)
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OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

この花の直径は葯2.5センチほど。葉は3~4センチ。ツルを辿っていけばもっと大きいものがあったが先が切れていて長さがどれくらいだったのか判らなかった。

ツル、対生、単葉、全縁と葉っぱ検索をしてみると、コバノカモメヅルが引っかかるのだが花は紫色だ。こんな風に淡黄緑色なのはシロバナカモメヅルというのがあるのだが、いづれの種類も近畿地方よりも北に分布が限られていることになっている。

じゃあこれはなんだ?と色々ネット検索して見ると九州にはアオカモメヅル、ナンゴクカモメヅルといった種類が有るようだが・・・どうも情報が少ない。それもそのはず、どちらもレッドデータプランツなのだ。

そんな訳で先日県立図書館で調べてみると、名だたる大図鑑でも挿絵が載っていないのだが、この本に写真付きで掲載されていた。

九州・野山の花
花トレッキング携帯図鑑
九州・野山の花―花トレッキング携帯図鑑
この出版社の図鑑って九州中心で非常にありがたいのだが、印刷がイマイチな割に値段が高いんだよな・・・。

多分ナンゴクカモメヅルなのだろうと思うのだが、今一つ確信が持てない。ただ、この図鑑の記述で雨が降らないと花が開かないというのがあって、この点については状況に一致している。

しかし、いつも思うのだが全国版の大図鑑には九州限定の植物の掲載がはしょられている事が多い。どこか本格的な九州の植物、昆虫図鑑のシリーズ出さないかな。

nangokukamomeduru03.jpg
OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

それからしばらくして行ってみると、こんな実がなっていた。花の割に大きな実だ。

道ならぬ恋

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今週はよく晴れた日が続き、我が家周辺のヒガンバナも最盛期を迎えているが明日の午後からは天気も下り坂となるそうで、撮影の旬もそろそろ終わろうとしている。

小さな田んぼの脇に、びっしりとヒガンバナが花を咲かせている。ここのご主人は植物好きのようで、庭木の剪定もご自身できれいに刈っているのだが、このヒガンバナの咲く場所も事前に草を刈っておいたらしい。ちょくちょくお邪魔する度に快く撮らせて下さる、実に人柄の温かいご老人だ。こんな風に年をとりたいものだと思う。

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Canon EOS 20D / EF70-200mm F2.8L USM

こんなにびっしり咲いていると意味も無くフレームを赤でいっぱいにしたい衝動に駆られる。

さて、そんなびっしり咲いた花の中。例によってモンキアゲハが盛んに蜜を吸っているのだが何を勘違いしたのかそこにアゲハが盛んにモーションをかけている。

mitinaranu.jpg
Canon EOS 20D
TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO (172E)

トンボにせよ蝶にせよ、種が違っても取り敢えずは同種のメスじゃないかと確認しに行くものだが普通はすぐに違う事に気がついて離れていく。しかしこのアゲハはずーっとこのモンキアゲハにアピールを続けていた。付きまとわれるモンキアゲハのほうは迷惑そうに飛び去るのだが、それでもついていって前に回りこんで求愛の舞いを披露し始めた。

一度このパターンに入るとモンキアゲハのほうも無視できなくなってしまうようで、アゲハが前、モンキアゲハが後になってしばらくの間一緒に飛んでいたが、やはりこれだけサイズが違うと舞いのタイミングが合わないようだ。

そのうち別のモンキアゲハのオスが乱入してきて道ならぬ恋は終わり、アゲハはどこかへ飛び去ってしまった。

何故こんなことが起こるのか判らないが、何かのきっかけで一度スイッチが入ってしまったら後はオートマチックなのかも知れないな。人間だってそういうことが無い訳じゃないし。

猫捨て山

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鹿児島県内にも何箇所かそういった場所があるのだが、ネコが集まっている公園などがある。集まっていると言うと聞こえが良いが、要するに猫捨て場になっているのである。

恐らく最初は腹を空かせて痩せこけた捨て猫を見るに見かねて猫好きの誰かが餌をやったのだろう。そのうち周辺の野良猫達が集まって来る。また、そんな状況をみてこの場所なら捨ててもなんとか生き延びるかもと猫を捨てに来る。多分そんな事が繰り返されているのだ。

誰かの好意をあてにして猫を捨てに来るなんざぁトンでもないバカヤローだ。飼えなくなった猫を保健所に持ち込んだり、自らの手を下すのは忍びないという気持ちはわからないでもないが・・・。本気で里親探しをしたのか?本当に他にどうしようもなかったのか?と思う。

そんな猫捨て場になっている公園に久しぶりに行ってみると1年前とはすっかり猫の顔ぶれが入れ替わっていた。去年いた猫たちは死んでしまったのだろうか・・・。それにしても今年の猫たちはかなり人に慣れている。明らかに元飼い猫のようだ。

tatehuda.gif

こんな立て札が新たに建てられていた。
箇条書きにしてある事柄はどれももっともなことではあるが、全てはフンが臭いからなのか?なんだか話の順番が違っているような気がする。それにこう言っちゃあ何だが、この公園のトイレも結構臭いぞ。いっそ人間も締め出したらどうだ?

特に左の立て札の文章はもう知性の欠片も感じられない。状況を正しく理解して問題を解決しようと言う気は全くないのだという意思だけが伝わってくる。

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レンズ交換のためにカメラバッグを開けるたびに餌を貰えるんじゃないかと寄ってくる猫たち。彼はあとどれくらい生き延びられるだろうか・・・。

OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

子供の頃、遠足などで近郊の山へ行くとまるで行く先を案内するように先へ先へと走ったり飛んだりしていた極彩色のきらきらしたハンミョウ。近付こうとすると飛んでいくし、ゆっくり足を忍ばせて近付いてもトットコ走って逃げてしまう。

なかなか近づけさせてくれないし、じっとしている事も少ない困った虫なのだが、地元の公園で見つけたハンミョウを観察したところ獲物を捕らえてムシャムシャやっている最中だけは動きが止まるようだ。

ってか、こいつら肉食だったのか。子供の頃からお馴染みの虫のくせに何を食べるかとか全く知らなかった・・・。

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何やら捕まえて食べているところだ。口の辺りで白い大顎がワシャワシャ動いている。目つきもやっぱり捕食者という感じで、道案内などというイメージは吹き飛んでしまうなぁ。

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動かずじっとしていれば警戒されないかと思っていたが、動かなくてもこちらを認識しているように見える。こちらをじっと観察しているナミハンミョウ。こちらが動かなくてもずーっとこうやって睨んでいる。試しにちょっと動いてみたらすぐに逃げてしまった、という事でにらめっこは私の負けだった(笑)

Canon EOS 20D
SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX HSM
cropped

なかなかスッキリと晴れてくれない鹿児島の空だったが、今日は久しぶりに良く晴れた。
それでも完全に秋の空にはなりきれていなくて、まだ夏の面影が色濃く残っている。鹿児島のヒガンバナの咲く頃というのはいつもそんな感じだ。

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Canon EOS 20D
TAMRON SPAF11-18mm F4.5-5.6 DiII

ヒガンバナと秋の空と題するにはかなりドギツイ写真になってしまったが、鹿児島じゃこんなもの。特に日中の暑さを考えると10月の中頃までは夏なのかも知れない。それでも太陽が雲に隠れて風でも吹けばかなり気持ちよい気候になってきた。ちょっとした木陰でお昼寝をしたい気分だ。

たまには白いヒガンバナでも・・・ってまたヒガンバナかよ!(笑)

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OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

九州には多いとされる白いヒガンバナ。一般にシロバナヒガンバナと言われるが、黄色いショウキズイセンと赤いヒガンバナの交雑種だとされているので厳密にはヒガンバナではないということだ。確かに花びらの幅が普通の赤いヒガンバナよりは広く、ショウキズイセンよりは狭い。

交雑といっても、日本にあるヒガンバナとショウキズイセン同士ではどちらも種を残せないそうだ。日本のヒガンバナが3倍体であるのが理由だと言うのだが・・・このへんの理屈がイマイチよくわかっていなかったりする。生物学の基本も少し勉強しないとね。

と言う訳で、白いヒガンバナは中国において2倍体のヒガンバナとショウキズイセンとの交雑によって出来たものが古い時代に九州に持ち込まれたのが日本における起源と考えられているようだ。

うーん、しかし・・・我が家のジャングルの隅っこにヒガンバナとショウキズイセンが植えてあるのだが、いつの間にか白いヒガンバナが咲いてるんだよなぁ。元は赤いヒガンバナだけだと思っていたのだが。私の記憶違いなのか、うちのヒガンバナは2倍体だったのか、はたまた母がどこかから掘ってきて植えたのか。

一番可能性が高いのは3番目か。でも本人は覚えてないし(汗)

今日もまたヒガンバナ。すっかりヒガンバナ祭りの状況を呈している(笑)

咲いたばかりのヒガンバナはつるつる、ぴかぴか。雨が降っても良く水を弾くし、晴れの日にはきらきら光る。

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Canon EOS 20D
SIGMA 15mm F2.8 FISHEYE

私の記憶が確かなら、こういう状態を鹿児島弁で「きんごきんご」と言うそうだ。本来は人間の状態を表す言葉なのかな?あまり物に対して使われる例というのを知らないのだが。

鹿児島の人が鹿児島オリジナルと言い張る言葉の中には、実は九州一円で使われていたり、同源であろうという似た言葉が他県でも使われていることが結構あるのだが、この「きんごきんご」は他では聞いた事がないなぁ。あと「すんくじら」とか(笑)

どうにもこの季節になるとヒガンバナばかり撮りたくなってしまう。
これは張り出した木の枝の影で咲いていたヒガンバナ。葉の間から光が差し込み一輪の花を浮き上がらせていた。

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OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5

何も光を遮る事の無い田んぼの畦に咲いているかと思えば、棚田と山の境界の日当たりの悪いところでも元気に花を咲かせているヒガンバナ。私が撮りに行くのはそうした田舎のなんでもないところに咲いているヒガンバナなのだが、こうして毎年写真を撮れるのは農家の方たちがちゃんと夏の終わりに草を刈ってくれているからだ。

もしこれらの場所が手入れされずに放置されていたとしたら、すっかり藪になってしまって撮影どころではないし、ヒガンバナも駆逐されてしまうだろう。

この時期になるとヒガンバナが咲くのを当たり前のように思っていたが、何年も同じ場所に通っていると年によっては草刈のタイミングが遅くてヒガンバナが刈られていたり、逆に藪に埋もれていたりということも有る。

そんな状態を見て初めて気がつく、当たり前じゃなかった事に。撮らせてもらっているのだということに。

朝露に濡れたヒガンバナに朝日が射してきらめく、そんな秋らしい朝がようやくやってきた。
花粉をまとったオシベも光の中で気持ちよさそうだ。

higanbana03.jpg
OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

今年はヒガンバナの花期が微妙に遅れているのか、まだツボミの状態のものも多いようだ。早くに咲き始めた場所はせんだっての台風で傷んでしまったが、まだまだこれからという場所もあるので楽しみにしている。

せっかく咲き揃い始めた地元のヒガンバナだったのだが、昨日の台風でボロボロになってしまった。まだツボミが沢山残っているのが救いと言えば救いだが・・・。ほかの場所はどうなんだろうと気になってしまう。

まさか今年はこれで終わり、なんてことは無いことを願うのだが・・・。

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Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

昨日のもの凄い風をどこでどうやって凌いでいたのか、沢山のモンキアゲハが「よんごひんご」になったヒガンバナに集まって、昨日の分を取り戻す勢いで吸蜜していた。

メスはひたすら吸蜜しているのだが、オスはメスにアピールしなくてはいけないので、落ち着いて蜜も吸ってられないようだ。とりあえず吸蜜しつつメスが通りかかるのを待つものもいたが、このオスはひたすらメスに付いてまわって涙ぐましい努力をしていた。擦り切れ気味の翅が彼の必死さを代弁している。

ゴキヅル

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水辺でみつけた小さな白い花をつけた細いツル植物。
控えめな印象だったのだが、近くで良く見てみると花弁のように見える咢片が互い違いに出ているからか、小さいながら繊細な形をしていた。

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ウリ科っぽくない高貴さすら漂わせる花だ、というと他のウリ科の花に悪いかな?

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葉と実。調べてみてわかったのだが、ゴキヅルの名前はこの実の形に由来するらしい。なんでもこの実、蓋がパカッと外れるらしい。それで合器蔓というのだとか。

うー、しまった。そうと知っていれば試してみたのに。次に見かけたらぜひパカッと蓋を外してみたいものだ。

OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

我が家の生垣の根元に植えてあるノカンゾウが次々と花を咲かせては散ってゆく。この花は一日で散ってしまうので毎日少しづつ配置が変わり、明日はまた違う構図となるだろう。

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OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

ノカンゾウのオシベの花糸は、まるで空に向かって手を伸ばしたシンクロナイズドスイミングの決めポーズのように見えて心惹かれる。

それは、何かを掴み取ろうと言うのではなく、天をたたえるが如く、そして自らもその高みへ昇って行こうとするが如く伸ばされた手だと感じられるのだ。

今日撮ったこの花も既にその姿をとどめてはいないだろうが、彼女の願いは叶っただろうか?

多分、叶ったか叶わなかったかというのは問題ではないのだ。そのように生きること、そのものに意味があるのだから。それを美しいと感じるのだから。

今日もほぼ曇りだったが、山道を渡る風はだいぶ涼しく爽やかになってきた感がある。道端に咲く花に来る虫も増えてきたようだ。

道端のママコノシリヌグイの花もホソヒラタアブやトックリバチなんかで賑わっていたのだが、その中に見慣れない虫を見つけた。

komayubati01.jpg
OLYMPUS E-1
TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B)

花にとまったのを見てファインダーを覗くと・・・あれ?いない。
なにやら落ち着き無くちょこちょこと花から花へと移動している。とまったと思って近付いてファインダーを覗くともういない、ってなことを何度か繰り返したが、ようやく塩梅のいい花を見つけたのか落ち着いてくれた。

さて、これは何だろう?翅には黒い模様があり、お尻の先から長い産卵管っぽいものが伸びている。手持ちの図鑑にも見当たらないし、何の仲間なのかすら判らなかったので標本写真のサイトで片っ端から画像を見ていたらそれらしきものを見つけ、どうもコマユバチの仲間らしいというところまでは判った。

コマユバチは寄生蜂で、蝶とか蛾の幼虫に卵を産み付けるのだが、その種類によって宿主に選ぶ相手も決まっているそうだ。長い産卵管はそのためのものなんだな。

クロヒゲアカコマユバチというのがかなり似ているのだが、これは頭が黒いらしい。他に近い種類が無いかと探してみたが、ネット上でもコマユバチの画像は少ないようだ。マイナーな昆虫なのかな?でも寄生蜂って虫マニアの間では人気高いと思うのだが・・・。

鹿児島は8月の終わりから、またしても日照不足気味だという。今まではぼんやりとうす曇りの蒸し暑い午前中、午後からはにわか雨という天気が多かったのだが、今日は肌寒さを感じさせる空気と、しとしと雨。秋雨前線の北側に入ったかららしい。

普通ヒガンバナが咲く頃になればカラッとした秋の青空が広がっているはずなんだが、どうも今年は調子が狂う。週間天気予報は相変わらず向こう1週間の天気を雨と曇りマークで埋め尽くしているし。

higanbana02.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

水弾きの良いヒガンバナの若い花。雨に濡れても玉になってくっ付いているだけだ。
今年はこういうシーンばかり撮ることになるのかな?うーん、やはり青空が欲しいなぁ。

フヨウ

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この秋らしからぬ曇天続きは一体どうしたことか。週間天気予報では1週間先まで曇りと雨だ。

そんな薄ぼんやりとした太陽の下、フヨウの花が柔らかなピンク色を見せてくれている今日この頃。ハイビスカスの鮮烈な赤も素敵だが、このピンク色をみると少しホッとした気分になる。

huyou01.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

このフヨウの葉っぱにはフタトガリコヤガの幼虫が沢山ついていた。フヨウとかムクゲを食草とする種類だ。モシャモシャと葉っぱをかじっている幼虫に近付くと動きを止めてじっと待っている。結構派手な模様なのだから動かないくらいでは誤魔化しようもなないだろうに・・・。ってか毛虫なんか取って喰わないから安心してくれ!と教えてあげたい気分だ(笑)

と、ここまで書いたら幼虫の写真も載せるべきなんだろうが・・・見たい人いるかな?

2年前の写真を選別していて見つけた黒猫の写真。
ネコにレンズを向けると目を細めて横を向いたりして、なかなか目線を貰えないのだが、このネコはこれ見よがしにアクビをして見せたり、何か別のものを凝視して誤魔化していた。
しかし、なんか無理してないかぁ?というくらい不自然な顔になっていて可笑しかったのを思い出す。

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Canon EOS D60 / TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (172E)

ネコって、時々なにか譲れないプライドみたいなものがあるようだ。

後翅の付け根が褐色で、よく滑空するように飛ぶ姿が見られるハネビロトンボ。オスの腹部は赤というよりは朱色のような独特の色合いで先が黒いため見分けやすいのだがこのトンボも止まっているのをあまり見かけない・・・と思っていたが、この個体は翅が傷んでいるようだし、ちょっとお疲れ気味なのだろうか?立ち枯れた草の先にとまって休んでいた。

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Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

沖縄でアカバナと言えばこのハイビスカスのことを指すらしい。それほどに真っ赤なハイビスカス。

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Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

今、ふと思い出した。「南々花」ってお菓子。
ななんばなってなーんだ?
ななんばなさ!
っていう意味不明のCM
あのCM最近見てないような気がするが・・・
南々花のイメージってハイビスカスだっけか?
なんていうどーでもいいことが急に気になりだしてネット検索してみたがよくわからない。
まだ売ってるみたいだが、一体どこで売ってるんだろう?

気合を入れて何とか姿を捉えた未確認トンボ。やはりオオヤマトンボだったようだ。矢印の先の黄色の斑紋がポイントである。

ooyamatonbo01.jpg
Canon EOS 20D / EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM

それにしてもこのトンボは速い!コイツに較べたらギンヤンマなんかノンビリ飛んでいるようにしか見えない程だ。左右が見通せる岸辺に立って周回してくるのを待つわけだが、注意して見ているつもりでも気づいたときにはもう目の前ということが何度も。本気で飛ばしているときはとてもじゃないが追いきれないくらい速い。

恐らく3匹くらいのオオヤマトンボがぐるぐる池を回っているようなのだが、途中でお互いに牽制しあったりしてコンスタントに飛んできてくれない。来ないな~と思って気を抜いていると忘れた頃にやって来たりするのだ。

何とかピントが合っているとは言っても、これは相当大幅にトリミングをしている。もっと大きく写したいんだが・・・。どうしたら写せるだろう? やはり修行あるのみかな・・・。

地元の公園の池の外周をパトロール飛行している大型のトンボがいる。一時期姿を消していたのだが、最近また戻って来たようだ。パッと見オニヤンマかと思ったのだが、普通オニヤンマは池の周りを周回飛行しないと思われる。

茂みに邪魔されずに飛行ルートを見られる場所が池の角の部分だと言うのが災いして高速で飛び去る彼を未だ鮮明に写せないでいるのだが、とりあえず何トンボなのか知りたくて適当にシャッターを押してみた。

ufo01.jpg
OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5

ボケボケのブレブレでひどい写真だが、やはりオニヤンマではなくてオオヤマトンボかもしれない。うーん、こいつははっきりさせたいなぁ。と言う訳で、かなり「このトンボを撮ってやろう」と言うモチベーションが上がった(笑)

ところでこんな風にぱっと見オニヤンマなトンボは、”特にトンボの種類に拘らない一般の人”にとっては全てオニヤンマなのだ。というか極端な話、黒字に黄色の縞々のトンボはオニヤンマと言ってもいいだろう。

先日もハスの咲く池で、オニヤンマがハスのツボミに止まりに来るのを待っているんだと言うカメラマンがいた。まさかと思いながらしばらく待ってみたのだが・・・あ、あれがそうかな?と彼が指差す先にはタイワンウチワヤンマがいた。うーん・・・。

秋雨前線ということなのか、このところぼんやりとした天気が続いている。薄日ながら蒸し暑い日中だが日陰に入れば風は随分と涼しくなってきた。林道の道端ではヌスビトハギやキンミズヒキといった花が咲き始め秋の気配が濃厚になってきたようだ。

平地ではもう少し先になるだろうが、林道のちょっと高いところではゲンノショウコが咲き始めツユクサの青との競演を見せてくれている。

gennosyouko02.jpg
Canon EOS 3 / EF100mm F2.8 MACRO USM
Kodak EBX
Minolta Dimage Scan Dual II

久々にフィルムで。あまりに撮らないものだから冷蔵庫の中で期限切れを迎えていたフィルムだが特に問題はないようだ。とはいえフィルムは生ものなので早く撮ってしまわないといけない。

スイレンの葉の上でギンヤンマが産卵中。
こういった大型のトンボでギンヤンマのように連結産卵をするものは珍しいのだそうだ。大きなトンボが2匹つながっているので実に見つけやすい。

ginyanma02.jpg
Canon EOS 20D
SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 HSM

必ずしも連結状態で産卵するものではないようで、メスが産卵しているすぐそばでオスが警護飛行をしているというシーンも見たことがある。

飛びながら水面にチョンチョンとシッポをつけて産卵する種類ならともかく、草の茎などにつかまって時間を掛けて産卵するタイプのトンボにとってその行動は結構なリスクをともなう。先だって、大きな池のほとりで産卵していたギンヤンマのペアを見ていたらいきなり魚が出てきてパクっ!その時は危うく難を逃れたようであったが、彼らの日常は常に死と隣り合わせのようだ。

その点このスイレン池には魚はいないし、水面に浮かぶ葉の上なら安全に産卵できる。あぁ、それでここはギンヤンマがやたらと多いのかもしれないな。

エゾミソハギ

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トンボ探しの水辺でミソハギの花が咲いている、と思って深く考えずに撮っていたのだが図鑑で確認してみると茎や葉、萼片などに短毛があるのはエゾミソハギという種類らしい。ミソハギの葉は茎を抱かないがエゾミソハギの葉は茎を抱くそうだが・・・葉を撮っていなかった。

知っている花だと思ってたかをくくっていると時々こういう落とし穴がある。まだまだ修行が足りないようですな。

misohagi01.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

調べついでに図鑑の説明を読むとミソハギ、エゾミソハギのオシベ、メシベには長中短とあってその組み合わせによって3タイプの型があるそうだ。なるほどこの写真の花は中メシベに長、短オシベの組み合わせになっているが、他にも長メシベに中、短オシベのタイプと短メシベに中、長オシベのタイプがあるらしい。

そうと判れば3タイプともコンプリートしたいと思うのが人情なのだが、そろそろ花期も終わりに近いので見つけられるかどうか。

ツノトンボ

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水辺の草むらの中、トンボでもいないかとウロウロしていたら妙なトンボに出くわした。

tunotonbo01.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

どうもこの頃、見慣れないトンボを見つけたら先ず翅胸側面の斑紋を撮ると言うのが癖になっている(笑)
というわけで横に回りこみながら接近しようとするのだが、ボウボウの草むらの中で虫を驚かさずに移動すると言うのは中々大変だ。何度か逃げられながら接近に成功するのだが、その頃にようやくこれがトンボじゃないことに気がついた。飛び方がなんだかバタバタしていてトンボのような軽やかさがないし、頭には長い触角があり、さらにシッポの先にはハサミみたいな付属器がついている。

ああ、これが噂のツノトンボか。実物を見たのは初めてなのだが、よくトンボ関係の本にトンボみたいだけどトンボじゃない昆虫として紹介されているやつだ。
アミメカゲロウ目というからトンボよりアリジゴクのウスバカゲロウに近いのだが、それにしてもトンボに似ている。

これは擬態?

蜂ならともかくトンボに似せることによって何かメリットがあるとも思えないのだが。たまたま似てしまっただけなのだろうか?

9月になったが鹿児島はまだまだ蒸し暑くて参ってしまう。確か今年の9月は残暑厳しいと言っていたはずだ。日中暑いのは仕方ないとして、朝晩くらいは早く涼しくなって欲しいものだと切に願う。

夕立の後、オシロイバナが咲いて西日が射す。
夕立の後なのだから涼しくなってるかと思いきや、西日に照らされたアスファルトからはモヤモヤと湯気が上がっていて更にムシムシ。

osiroibana02.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

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