ニガカシュウ

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巨大ムカゴふたたび
何年か前の晩秋、いつもの山道をうろついてヤマノイモのムカゴを採っていた時のこと。ふと見ると枯れたツルに大きなムカゴがついているのを見つけた。

見た感じ、ヤマノイモのムカゴを大きくしたような質感だった。なんでこんなに大きいのだろう?まるでジャガイモだよな~などと思いながら何個か採って帰って蒸かしてみたのだ。

一応事前に手持ちの図鑑でムカゴが付くけれど食べられない種類があるのか調べてみたところ、そんな種は載っていなかったので恐る恐るながらも食べてみることにした。

匂いは別に異常なし。ということで口に入れてみたら・・・苦っが~!

思わず吐き出す!とてもじゃないが食べられるような代物じゃなかった。
それ以来、あれは何だったのか気になっていたのだが、ようやくあの苦い巨大ムカゴに再会できた。
nigakasyu1.jpg
まさにこれである。
大きさが判るように10円玉を置いて見た。やはりジャガイモ並みの大きさであるが・・・こうして見ると明らかにヤマノイモのそれとは感じが違うね・・・。よくこんなもの食ってみる気になったものだと今更ながら思う(笑)

このムカゴ、小さいうちはもっとデコボコというか大きなコンペイトウみたいな形なのだが肥大するに従い突起が埋没していくようだ。

今回は夏なので葉や花も観察できた。うーん、最初からこれを見ていたら多分喰ってみようとは思わなかったはずだ。なにせ
nigakasyu2.jpg
葉からしてこの大きさである。上から下まで優に30センチはありそうだ。

もっとも最初からこんな巨大な葉を茂らせる訳でもないようで、中にはまだ発展途上という小さな株もみられる。

やはり手持ちの図鑑には載っていなかったがネットで調べてみたところ、どうやら「ニガカシュウ」という種のようだ。ははは、「ニガ」だってさ。あ、全草有毒って・・・マジデスカ!?
nigakasyu3.jpg
葉柄の付け根辺りにあるヒレが特徴。比較的若い部分、ツルの先の方でもこの特徴はよく現れているようで見分けるポイントになりそうだ。ツルは赤みというか紫っぽい色を帯びている。また、葉は互生である。ヤマノイモやナガイモといった食べられるヤツは葉が対生なのでここでも見分けられるはず。(ツルが枯れて葉が落ちていなければだが)

nigakasyu4.jpg
ヤマノイモ科ヤマノイモ属

というわけで最後になったが花はこんな感じであった。
垂れ下がった花序に紫の花。他のヤマノイモ属の仲間の花に較べて硬い感じがする。

Canon EOS20D
EF50mm F2.5 COMPACT MACRO(1-3)
EF100mm F2.8 MACRO USM(4)

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このページは、rogiが2005年8月23日 21:09に書いたブログ記事です。

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