06:道端の景色: 2006年3月アーカイブ

光の海を行く

| コメント(0) | トラックバック(0)

北日本に低気圧が居座っているお陰で大陸の高気圧との間の等圧線の感覚が混み混みな日が続いている。だから晴れてはいるけれど風が強い。

江口浜ではウインドサーフィンやらボディボードやらのサーファー達がかなりの人数、波間にプカプカ浮かんでいた。いくら天気が良くたって風は強いし冷たいしで大変だろうがスキな人たちはいるものである。自分だって川下りに夢中になっている頃は、まだ水温の低い時期でも湖などに出かけたものだ。ロールの練習でひっくり返ると頭がガンガンするくらい水が冷たかったっけ(笑)

sailbord.jpg
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5

端っこの方で練習していたウインドサーフィンの人。まだあまり慣れていないのかどことなく体に無駄な力が入っているように見える。いや、ただの素人目なんだが。でもこの人、寒いのなんか構わないくらい今が楽しくって仕方ないんだろうな。私が頭がガンガンするのなんか平気だった時みたいに。

どうにも薄雲がかかっている感じで、すかっと晴れ渡った青空ではないのがちょっと残念だったりするが、晴れているだけでもありがたい土曜日の昼。

橋のたもとの桜の木の下でばあちゃんばかり5、6人がお花見をしていた。別に騒ぐでもなく、弁当をひろげて実に静かにこのひと時を楽しんでおられたようだ。

ohanami01.jpg
Canon EOS 20D
TAMRON SPAF11-18mm F4.5-5.6 DiII
C-PL FILTER

実に穏やかな春のひと時。お花見とはこうあるべきなのかもしれない。とかなんとか言いながら、酒が入ってしまうと騒いでしまう性分なのだが(笑)

お花見に限らず鹿児島の田舎のお年より達の生き様はまっすぐで質素で穏やかで、とても美しいと感じる。例えば銭湯。街の銭湯では洗面器や腰掛は乱雑に放置されているのが普通だが、先日立ち寄ったある田舎の銭湯では利用者はほとんどが地元のお年より達なのだが、誰一人として洗面器や腰掛を放置していく人は居らず、皆きちっと元の場所に戻していた。

脱衣所に居たお年よりに会釈をすると、彼は「こんにちは」と挨拶してくれた。本来若造である私の方が声を出して挨拶しなければならないのに・・・。内心「しまった!」と思いながら挨拶しなおしたのである。

あぁ、それに引き換え自分の生き様は実に美しくない。部屋は散らかっているし、些細なことで腹を立てる。

いつかあのじいちゃん、ばあちゃん達のような美しさを身に付けることが出来るのだろうか・・・。

夜桜

| コメント(0) | トラックバック(0)

今日はまた一段とソメイヨシノの開花が進んだ。多分この週末あたりが一番の見頃になるんじゃないだろうかと思われる。

夜桜見物の水銀灯も点灯され、地元の公園はなにやら不夜城の様相を呈している。とは言えまだ人出はそんなに多くなく、2、3グループが宴会をしているだけだ。

yozakura01.jpg
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6

昼間は邪魔だった提灯も夜になれば良いアクセントになってくれている。でもこの写真を見る限り、この提灯は暗すぎてあまり役に立っていないように感じるのだが(笑)

あと数分早く撮影していればもうちょっと空のダークブルーが綺麗に出たと思う。夕闇せまる時間帯の撮影はタイミングが難しい。

それにしても日本人はどうしてこうも花見が好きなんだろう?宴会が好きなだけ?の人も相当数いるようだが(笑)、そんな人たちだってやはり満開のサクラの下で楽しく過ごしたいと思っているはずだ。

それは多分、私が花の撮影そのものよりも花の咲く場所に居て、その自然を感じる事が好きなことと通じるものがあるのかもしれない。だから嬌声と焼肉の匂いには参りながらも、まあそれも仕方ないかと思ってしまうのだ。

いつもの里山の林道だが、いつもとは違った区間を歩いて見た。
するとなにやら水の音が聞こえる。ガードレール越しに覗いてみると、小さな滝があるではないか。

鹿児島はその地質によるものなのか小さな川が無数にあり、こうした小さな滝もいたるところにある。

急な斜面を滑るように降りて滝の下に行って見ると、小さな滝壷に木漏れ日が差してちょっといい感じだ。もっともこの小川の上流には少ないながら民家もあれば棚田もあるので水はさほど透明ではないのだが緑色に色づいて写真的にはOKだろう。

taki01.jpg
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6

silkypixでちょっと鮮やかめに現像して見たら鹿児島というよりはどこか南の島みたいなイメージになってしまった。まるでフラワーパークの一角みたいだ。

花散らし

| コメント(0) | トラックバック(0)

午前中で雨が上がったかと思ったら、車で走っていてもいきなり横からどつかれるような強風。おかげで早くに咲き始めていたヤマザクラはほとんどが散ってしまったようだ。

池のある公園に寄って見ると、時折風に散らされた花びらがハラハラと舞っている。ここは谷間になっているのでそんなに強風は吹かないようだ。

yamazakura02.jpg
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6

ひとひら、ふたひら。

ゆっくりと花が散り落ちていく水面を見ていると実にゆったりとした気分になる。

いつもこんな情景を写真に写したいと思っている。しかし、よほどの花吹雪ならいざ知らずこんな静かな感覚は写し撮れたことが無い。だから毎年「何かいい方法はないかな?」と思いつづけているのだ。

2010年3月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

このアーカイブについて

このページには、2006年3月以降に書かれたブログ記事のうち06:道端の景色カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは06:道端の景色: 2006年2月です。

次のアーカイブは06:道端の景色: 2006年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。