今週はよく晴れた日が続き、我が家周辺のヒガンバナも最盛期を迎えているが明日の午後からは天気も下り坂となるそうで、撮影の旬もそろそろ終わろうとしている。
小さな田んぼの脇に、びっしりとヒガンバナが花を咲かせている。ここのご主人は植物好きのようで、庭木の剪定もご自身できれいに刈っているのだが、このヒガンバナの咲く場所も事前に草を刈っておいたらしい。ちょくちょくお邪魔する度に快く撮らせて下さる、実に人柄の温かいご老人だ。こんな風に年をとりたいものだと思う。

こんなにびっしり咲いていると意味も無くフレームを赤でいっぱいにしたい衝動に駆られる。
さて、そんなびっしり咲いた花の中。例によってモンキアゲハが盛んに蜜を吸っているのだが何を勘違いしたのかそこにアゲハが盛んにモーションをかけている。

TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO (172E)
トンボにせよ蝶にせよ、種が違っても取り敢えずは同種のメスじゃないかと確認しに行くものだが普通はすぐに違う事に気がついて離れていく。しかしこのアゲハはずーっとこのモンキアゲハにアピールを続けていた。付きまとわれるモンキアゲハのほうは迷惑そうに飛び去るのだが、それでもついていって前に回りこんで求愛の舞いを披露し始めた。
一度このパターンに入るとモンキアゲハのほうも無視できなくなってしまうようで、アゲハが前、モンキアゲハが後になってしばらくの間一緒に飛んでいたが、やはりこれだけサイズが違うと舞いのタイミングが合わないようだ。
そのうち別のモンキアゲハのオスが乱入してきて道ならぬ恋は終わり、アゲハはどこかへ飛び去ってしまった。
何故こんなことが起こるのか判らないが、何かのきっかけで一度スイッチが入ってしまったら後はオートマチックなのかも知れないな。人間だってそういうことが無い訳じゃないし。









