04:昆虫や生物: 2006年6月アーカイブ

うーん、どうしようかな・・・。今日の写真はやめといたほうがいいかもなぁ。

と思いつつも結局UPしてしまったのだが。

鹿児島に来て驚いた事の一つなのだが、戸外の草むらにゴキブリが居るのだ。しかも奴らは結構簡単に飛んで見せるので実にいまいましい。うわっ、こっちに来るんじゃねえっ!(笑)

さすが南国鹿児島。ゴキブリの種類も多い。しかも戸外で普通にゴキブリが見られるなんて、と感心していたのだが今日見た奴は良く見ると家の中にいる奴とは種類が違っていた。

手持ちの昆虫図鑑によるとマダラゴキブリという奴で九州南部から沖縄に掛けての森林に生息しているそうである。なんでも日本には50種類以上のゴキブリがいるのだが、ほとんどは人間の生活とは関係の無い森の住人なのだそうだ。

そうか~、別物だったんだな。ちょっと戸外のゴキブリに対する認識が変わった・・・といってもやっぱりゴキブリだしなあ。やっぱりこっちに飛んでくると、うわっ、こっちに来るんじゃねえ!と叫んでしまいそうだ(笑)

madaragokiburi01.jpg
ゴキブリ目マダラゴキブリ科
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

雨の林道

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天気予報はこの先何日も降雨が続くと告げており、まさに梅雨真っ盛りとなった。

雨の林道を登って行くと上の方は霧が出ていた。結構薄暗かったのだが、霧っぽい感じを出そうとプラス補正で撮ったら随分明るい感じになってしまった・・・。

ameno01.jpg

道端にはそろそろヒメヒオウギズイセンやオカトラノオも咲き始め、また一つ季節が前に進んだのを感じる・・・って言いながらこの写真には写ってないが(笑)

yamatosijimi01.jpg
チョウ目シジミチョウ科

そろそろ花期も終盤に差し掛かったヒメジョオンの上でヤマトシジミが食事中。普段はあまり近づけさせてくれない蝶なのだが、雨のせいなのかおとなしく撮影に応じてくれた。

OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

ところで雨が降ると山の斜面には所々に霧というか小さな雲というか、白いものがまとわりつく。山頂にかけて雲が出来るのは山肌を駆け上った湿った空気が云々という理屈でわかるのだが、中途半端な場所に断片的に出来る小さなヤツは何なんだろう?

夜明けを待つ

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薄明の水辺では昨夜羽化したばかりのネキトンボが夜明けを待っていた。朝露に濡れた翅が乾けば待ちに待った大空へと飛び立っていくのだ。

nekitombo01.jpg
トンボ目トンボ科アカネ属
Canon EOS 20D / EF50mm F2.5 COMPACT MACRO

水中から大空へ。どうすればそんな進化を遂げる事ができるのか考えるほどに不思議でしかたない。まったくもって世界は不思議で出来ている。

ところでトンボが沢山いる場所ではやぶ蚊に刺されることがほとんど無いようだ。
棒の先にとまったトンボをマクロレンズで狙っていると不意に飛び立ち、蚊などを咥えて戻ってくる事があるのだが、思ったよりも遠くの蚊でも目ざとく見つけて捕獲するのには感心する。まさに超高性能蚊取りマシーンだ。

部屋の中に2,3匹トンボがいれば蚊取り機は要らないな、なんて思うがパタパタ飛び回られてもうっとおしいか。

毎年この時期になると田んぼの上やその周辺を群れをなしてトンボが飛ぶ。これは何トンボだろう?と気になっていたのだが、延々と飛び続けるので充分な倍率で、かつピントの合った写真をとるのはいささか難事だ。

というわけで一頭捕虫網で捕まえて調べて見たところウスバキトンボという種類のようだ。

usubakitombo01.jpg
Canon EOS D60
SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC

ほぼ日本全土で見られる最もポピュラーなトンボなのだが、南西諸島より北の地域では越冬できないそうなのだ。また、異様に成長が早くて1ケ月半で世代を繰り返すのだとか。

つまり毎年南の島から渡ってきたものが世代を重ねながら数を増やして全国的に拡がっていくのだが、冬には全部死んでしまうというのだ。

なんとまあ・・・あんなに沢山のトンボたちがこれほどはかない存在だったとは思いもしなかった。
やがて冬が来ることを知ってか知らずか、今日もウスバキトンボは北へと拡がっていくのだろう。いったい何のために?

でも、時間の尺度こそ違うが人間だって似たようなものか・・・。世代を重ねたその先に何が待っているのか誰にも判らないのだから。

usubakitombo02.jpg
トンボ目トンボ科ウスバキトンボ属
OLYMPUS E-1
TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B)

ところで、ずっと飛び続けだと思っていたが良く見ると時々草にとまって休んでいるものもいた。水辺で縄張りを張っている他のトンボのように一度飛び立ってもまた元の場所に戻ってくるという事はないようだが。

無限の食欲

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昨夜はサッカーを観てからブログを書こうと思っていたのだが、まさかあんな負け方をするとは・・・なんだか頭の中がモヤモヤしてしまってそのまま寝てしまった。少なくともクロアチア戦まではこのモヤモヤは続くのだろう。

別に普段からサッカー観戦大好きというわけでもなくWCくらいしか観ないのだが、その程度の私のような人間にまで文句を言われてしまうのだから代表選手というのも大変だ・・・。

hoteiaoi02.jpg
ミズアオイ科ミズアオイ属

正円池のホテイアオイが満開である。去年よりビッシリと咲いているように見えるのは風向きのせいだろうか?例によって池のほとりのアジサイの枝をむしるオバサンやカメラ片手のオジサンが入れ代わり立ち代わりやって来るなか黙々とホテイアオイとトンボの撮影をしていたのだが、そこへやってきた若いアベックの会話に思わず吹き出してしまった。

男「あっ、亀だ、亀がいる」
女「あ~ほんとだ~。ねぇねぇ、あれってたべられるかなぁ?」
男「え?」

おいおい、喰っちゃうのかヨ!

うーん、今まで公園の池の亀に対して食欲を表明した人物を私は存じ上げないのだが・・・。

いや待てよ?ひょっとしたら言うかも知れない人物に心当たりが無いでもないな。しかしその人も女性だなあ。やはり女性の方が生存能力が高いという事なのかもしれない。何でも喰って生き延びてやる!みたいな。

aobitaitombo01.jpg
トンボ目トンボ科アオビタイトンボ属

トンボはアオビタイトンボ。さすがにトンボに対して食欲を表明する人に遭うことはしばらくは無いだろうと思うのだが・・・。

Canon EOS 20D
SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 HSM

トンボの羽化を見たくて何度か夜中に訪れて見たものの空振り続きだったスイレン池。今日は何頭か羽化するんじゃないかというヤゴが出てきているのを見つけてマークしていたのだが待てど暮らせど羽化する気配を見せない。ライトを当てたのが良くなかったのだろうか?

根負けして帰ろうかと思っていたところ、マークしていなかった場所で羽化が始まっていたのを見つける。その時点では既に上半身が出終わって逆さにぶら下がっている状態だった。


やがて足が固まったのか、起き上がって抜け殻にとまって翅を伸ばし始める。およそ30分ほどでみるみる翅を伸ばしたのがこの写真の状況だ。まだ白っぽい体色だがこれから徐々に黒っぽくなっていく。

uka03.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM
SIGMA EM-140DG / EF500 DG super

ときどき翅が伸びきらず、ヨレヨレの状態になっているトンボもいるのだがこの個体は無事に翅を伸ばせたようでひと安心。

しかし、この抜け殻の中にこの成虫が入っていたのかと思うと実に不思議だ。それも蝶などのようにサナギの期間を経ずに羽化するのだから・・・いったいどういう仕組みになっているのだろう?

uka02.jpg
RICOH Caplio GX8
Nikon SPEEDLIGHT SB-30

こちらは羽化現場を見損なったシオカラトンボ。

ランデブー

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このところ一気に気温が上がって、既に日中はTシャツ一枚でも汗ばむようになってきた。ついこの間までは長袖シャツを着ていたのだが。まったく、鹿児島はいつの間にか夏になる。一年の半分が夏だといっても間違いではないかもしれない。

いつもの公園一帯ではヒメジョオンの花が今を盛りと咲き誇っている。いつもならベニシジミやアゲハなどの蝶が盛んに吸蜜にやってくるはずなのだが・・・なぜだか今年はまだ数が少ないようだ。

だが、ふと見るとヒメジョオンの間を小さなハナアブの仲間が合体状態で飛んでいた。ヒメヒラタアブの仲間だと思われるのだが正確なところはわからない。

rendezvous.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM
SIGMA EM-140DG

ゆっくりとホバリングしながらのランデブー。下のアブは羽ばたけないので上のオス(?)が2匹分の体重を支えて飛んでいるみたいだ。そのせいかあまり機動性が高くないので撮影は楽と思われたが中途半端な高さを飛ぶものだから追いかけるのが大変だった(笑)

ひとしきり撮影させてもらったあと、低い視線からヒメジョオンの頭花の裏側を見ると結構あちこちでアブの類いがクモの待ち伏せに遭ってやられている。新しい命をつなぐ者あれば他の糧となる者もあり。うーん、まさに野生の王国だ。

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