03:帰化植物: 2005年6月アーカイブ

6月24日の記事ヒメヒオウギズイセンで、この花の原種とみられるヒオウギズイセンTritonia.aureaとヒメトウショウブTritonia.pottsiiの画像が見つからないと書いたが、どうやら私の持っている図鑑の情報が古かったようである。

私の図鑑(山渓ハンディ図鑑1/野に咲く花)では本種、原種ともにトリトニア属になっているのだが、今はこれらはクロコスミア属ということになっているらしい。どういう経緯でそうなったのかは調査不足で不明だが、ユリ科なども最近では細分化してネギ科とかヒヤシンス科といった聞き慣れない科ができているので、植物の分類はまだ完成してはいないということなのかもしれない。

というわけで、Crocosmia.aureaCrocosmia.pottsiiで検索してみたら沢山出てきた。このThe African Garden と言うサイトのこのページにいろいろクロコスミアの写真が掲載されているので興味のある方はどうぞ。

原種2つの写真をみると、なるほどヒメヒオウギズイセンは丁度この真中だなと納得出来ると思う。これでちょっとスッキリした(笑)

himehiougisuisen.jpg
アヤメ科ヒメトウショウブ属

ヒメヒオウギズイセン・・・長い名前だが、濃いオレンジ色が美しい初夏の花。図鑑でも或いはネットでぐぐってみても

”ヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種と言われている”

と出ています。というか、どのサイトを見てもここまでしか書いていません・・・・気になりませんか?ヒオウギズイセンってどんなの?ヒメトウショウブってどんな花?私は気になって仕方ないんですが・・・。

で、それぞれの和名でぐぐってみたらヒットするのはヒメヒオウギズイセンの説明ばかりで肝心の画像が出てこない。いや、ヒオウギズイセンではいくつかヒットしたが、画像はヒメヒオウギズイセンとしか思えないものばかりだ。

また、ヒメトウショウブは姫唐菖蒲と書き、唐菖蒲とはグラジオラスのことらしいが姫がつくと検索にヒットしないのだ。

うーむ、ひょっとして誰も見たことが無いのか?日本には無いけど和名だけはついてるってことなのかも。

それならばと学名で検索してみることにした。これなら世界中から情報が集められるはず。手持ちの図鑑によると

ヒオウギズイセンはTritonia.aurea
ヒメトウショウブはTritonia.pottsii
となっている。
あ、ちなみにお馴染みのヒオウギはBelamcanda.chinensisでトリトニアはTritonia.crocataの改良種らしいので別物のようです。

それぞれでぐぐって見たが、
Tritonia.aureaは何だか判らない不鮮明な写真が一つだけ。あとは絵がヒットしたのみ。http://www.dallasarts.net/pedwardsbot1847.htm
このページの左下の絵です。ヒメヒオウギズイセンより大きめで、花弁が平開気味?

Tritonia.pottsiiは写真も絵もヒットせず。なんなんだ、この状況は。ヒメトウショウブって絶滅でもしちまったのだろうか?

うーむ、謎が解けない。情報乞う!

Canon EOS20D
TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO (172E)


この記事へ続く

サンゴシトウ

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sango.jpg
マメ科デイゴ属

いかにも南国風の真っ赤な花のデイゴが咲き始めた・・・・と思ったらこれはサンゴシトウというアメリカデイゴの交配種のようだ。デイゴやアメリカデイゴのように旗弁が開かず筒状になるのが特徴。

デイゴは沖縄県の県木、アメリカデイゴは鹿児島県の県木に指定されているが、どちらもインド、東南アジアの原産と外来種なのに・・・。

しかし素晴らしく赤い花だ。本当は青空をバックに撮るといいのだろうが今日からしばらくは梅雨らしい天気になり、農家の方々にとっては待ちに待ったまとまった雨となることだろう。これで田んぼの蛙たちの合唱もボリュームが上がるかも。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

ゼニアオイ

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zeniaoi.jpg
アオイ科ゼニアオイ属

道端といっても人様の畑の片隅なのだが、作物とは別にちょこっと植えられていたりするゼニアオイ。人様の畑なのであまり勝手にズカズカ入り込むのは気が引けるのだが、ちょうど畑仕事をしているおばあちゃんがいたりすると”これ幸い”とばかりに「花を撮らせてください」とお願いして入り込む。ここらへんの人たちは大らかなもので、それで大体快く許してくれるし、花を撮っている限りにおいては怪しまれるということもなかった。中には話し好きな人もいて、撮影している後ろから盛んに話し掛けてこられて参ってしまうこともあるが(笑)でもこういうのは実に幸せなことなのだ。

というのも昨年、ある用事で立ち寄った農村の家並みやら湧き水を利用した共同洗い場の名残とかが面白かったのでスナップして歩いていたら駐在さんがやってきて職務質問されてしまった。
何してるのか?どこから来たのか?車で来たのか?車はどこ?と言う具合に車のところまで戻っていたら、来るは来るはパトカーが4台!いつの間にやら警官5~6人に囲まれてました。「こんな田舎に4台もいたのか、パトカー。」などと妙な感心をしながら、なんとか怪しい者ではないということを説明して開放されたのだがしっかり住所、氏名を照会されていたので私はブラックリスト上の人物に成ったかもしれないなあ・・・。今後この地域で事件が起こらないことを祈ります。
 もちろんスナップしながら集落の人と出会うと挨拶はしていたのだが、やっぱり怪しかったか・・・。誰かが通報したんですね。小学校が近いということも重要なポイントだったようだ。それにしても変質者扱いされた心のダメージはでかかったよ、マジで。でも、警官に取り囲まれている最中、この状況を撮影したい!という思いでウズウズしていたのは私です(笑)

OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

ajisai2.jpg
ユキノシタ科アジサイ属

 前日に北部九州の梅雨入りが宣言されて、あれ?九州南部は?と思っていたら今日九州南部にもようやく梅雨入り宣言が出された。随分遅い梅雨入りだと思ったが、観測史上6番目の遅さということで、さほど極端な遅さではないのはちょっと意外だ。なにはともあれ雨が降ってアジサイたちは喜んでいる・・・と思うのは人間の思い込みだろうか?でもやはりアジサイには雨が似合うよなあ。

OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

ユリズイセン

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yurizuisen.jpg
ユリズイセン科ユリズイセン属

民家のそばでもないのに何故そこに生えているのか、毎年花を咲かせているユリズイセン。切花などでお馴染みのアルストロメリアの野生種のひとつらしい。見た目はユリ科のようでもあり、花の様子はヒガンバナ科のようでもあり・・・名前を調べるのにちょっと苦労させられた。普通手持ちの図鑑に該当種が見つからないときは○○科かな?と当たりをつけてネット検索するのだが、まともな植物検索サイトではユリ科でもヒガンバナ科でも見つからず。たまたま覗いたサイトに画像があり、ようやくわかったのだ。しかしユリズイセン科なんて知らねーよ(>_<)

 撮影したこの花、急な土手に咲いているため今まで人に採られずに毎年咲いていたのだが、今年は少し土手の上のほうに拡がっている。それに気づいたおばちゃん軍団がやってきて2束ぶんくらい切って行ってしまった。うーむ、出かけるときには剪定ばさみを常備しているんだろうか?頼むから道端に咲いてる花はそっとしておいて欲しいなあ。

OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macro

ajisai.jpg
ユキノシタ科アジサイ属

 今日からいよいよ梅雨になるのかと思っていたら、昼から雨は上がり入梅宣言も見送られたようだ。
それでもアジサイの花は咲き始めている。
実は雨の日はそんなに嫌いじゃない。朝、目覚めた時に雨音が聴こえるとなんだか落ち着いた気分になるのだ。雷なんか鳴ったらいい歳して少しワクワクしたりして。それにアジサイを撮るならやはり雨の日が気分だろう。どう考えてもアジサイにピーカン天気は似合わない。

OLYMPUS E-300 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

キキョウソウ

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kikyousou.jpg
キキョウ科キキョウソウ属

6月に入り、カテゴリー分けも「道端の夏」に変えることにした。
しかし今年は入梅が遅いようだ。アジサイはもう咲き始めていると言うのに。
でも明日の天気予報は雨。もう既に降り出しているが、これでようやく梅雨に入るのだろう。

キキョウソウは北アメリカ原産の帰化植物。まだどこにでも咲いているというほどでは無いと思うが、結構田舎の田んぼ周りでも見掛けたりするので着実にその数を増やしているようだ。
だいたいは花を2,3付けながらどんどん上に伸びていくのだが、まず閉鎖花を先につけ自家受粉で確実に種を作った後に花を咲かせて他の個体と遺伝子を交換するのだそうだ。

Canon EOS20D + EF100mm F2.8 Macro USM

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