
キク科 ハルシャギク属
年々道端で目にすることの多くなっているような気がするが元々は特攻隊出撃基地周辺に多く咲いていたため「特攻花」の別名がある。南方の基地から帰ってきた飛行機とともに種がやってきたのだろうか。そう言えばうろ覚えだが、映画「月光の夏」に出撃する特攻隊員がコクピットからこの花を投げるシーンがあったような気がする。
最近では八重咲きやパイプ咲きの品種まであるようだが、やはり普通のシンプルなやつが一番好きかな?
03:帰化植物: 2005年5月アーカイブ

キク科ムカシヨモギ属
鹿児島の五月の道端を彩る花といえばノアザミにオオキンケイギク、街路樹ではツツジ辺りが主役級というところだが、このヒメジョオンは花が小さいのと、あからさまに雑草然とした姿のためか今ひとつ主役には成りきれない感じがする。でもよく見てみるとなかなか繊細な造形。小さいのによく出来てるなあ、うんうん、別に主役じゃなくたっていい仕事してるじゃないですか などど妙な感心をしたりする。
そういえば「ヒラ社員」をやってた頃、実家で愚痴をたれたら父に「役職なんて関係ない。最強のヒラ社員になればいい」と言われたことを思い出した。父のこの言葉は彼の生きてきた人生を背景としたもので、私はそれを知っていたからとても心に響く言葉であった。そんな父も既に他界し、私は「ヒラ社員」ではなくなったが「最強の○○になる」というテーマだけは今も残されたままである。

キク科キク属
オオキンケイギクに混じって町のグラウンドの土手に毎年増えるでもなく減るでもなく咲く白い野菊。フランスギクという帰化植物で緑化種子に混じってやってきたものらしい。それにしてもこのネーミングってなんだか一時代昔のセンスを感じさせる。全体にやや大型だが葉の形など「ノースポール」にそっくり。大ぶりな花はそれよりも華やかで毎年楽しみにしている花の一つである。

アヤメ科 ニワゼキショウ属
道端やグラウンドの片隅にすっかり馴染んでいるニワゼキショウも元々は北米原産の帰化植物で明治ごろにやってきたらしい。小さな草体ながらしっかりとした花をつけアヤメ科らしい端正なたたづまいを見せることもあり、ついカメラを向けたくなる。

トレードマークはこのスイカ模様の実。

カタバミ科カタバミ属
元々は観賞用だったものが野生化し、すっかり広がっています。しかし日本では結実しないらしいのでもっぱら鱗茎で増える・・・ということは今まで無かったところに広がるってことは人為的に植えられたと言うことなんでしょう。これが農地に入るとどんどん増える上に取っても取っても鱗茎が残りやすく駆除が大変だよ。道端に生える分には罪は無いんだけどね・・・。と農家の人が複雑な表情で言っていました。

この季節、ニガナ、ジシバリ、オニタビラコなどキク科の黄色い花が道端に目立つが、所々背の低い丸っこい花がかたまって咲いているのがマメ科のこの花。京都に多かったからミヤコグサなのだそうだが今でも京都にはこの花が多いのだろうか?行って見たい気もする。
マメ科の花って一つ一つの花はレンゲであれルピナスであれ、あるいはシロツメグサだって同じような形をしているのだが、その集まり方(花序の形)が様々でとても面白い。こんなこともマクロで写真を撮るようになる前は全然気付いていなかったのだが・・・。
空き地や道路工事で整形された法面などにいち早く進出し、(少なくとも鹿児島では)最近すごい勢いで勢力を伸ばしているナルトサワギク。帰化植物だそうで、あまり普通の野草図鑑には載っていませんので最初名前を調べるのに苦労した思い出があります。そのときはネットで教えてもらったのですが、併せて「日本帰化植物写真図鑑/全農協刊」を教えて頂き、以来重宝しております。
で、このナルトサワギク。なにやら一年中花が咲いているようです。近くで見るとあまりきれいな姿では無かったりしますが一面に咲いている様を遠目に見るとなかなか。
