02:道端の花: 2006年2月アーカイブ

スミレ

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濃い紫が鮮やかなスミレ。

子供の頃住んでいたところではこのスミレに限らずスミレ全般を見たという記憶があまりない。平野部の水田地帯だったからだろうか。他にもヒガンバナも全くなかった。

これらの花は山あいの古くからの人里近くに多く見られるようだが、何か歴史的な理由とかがありそうな気もする。

そう言えばスミレと言う呼び名はスミレ全体を指して使われることも多くてなんだか紛らわしいが、種名でいうところのスミレはこのスミレだ。(書いていてなんだかおかしくなってきたw)

そう言うわけで、このスミレのことを学名のマンジュリカという名前で呼んだりすするようである。マンジュリカというのは「満州の」という意味だそうだが、その名の通り日本だけでなく朝鮮や中国にも分布しているらしい。

なんとなく日本のスミレの代表みたいに思っていたのだが結構国際派なんだな、こいつは(笑)

sumire01.jpg
スミレ科スミレ属
OLYMPUS E-1
TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B)


sumire02.jpg

側弁の基部には毛が生えている。

sumire03.jpg

距はズングリとしてボリューム感がある。 無毛。

sumire04.jpg

葉はヘラ型で葉柄にははっきりとした翼がある。

OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
FL-40 for MACRO

花全体がなんだか丸っこくて可愛い。

コスミレ

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紅紫色のコスミレが盛んに花をつけ始めている。冬の間も暖かな日が続くとチラホラと花を咲かせていたのだが、いよいよ本番を迎えたと言うところだろう。

とても花つきがよく、一株から沢山の花を咲かせるので見た目も華やかだ。

撮影した場所のものはこんな色だったのだが、山の反対側で咲いていたものはタチツボスミレをちょっと濃くしたくらいの色だった。多分同じコスミレだと思うのだが。

種類にもよるだろうが、今年はいつもより早く咲き始めている花が多いようだ。ムラサキケマンやサツマイナモリが既に咲き始めているし、ツクシも見つけてしまった。油断していると撮りそこなう花が出てきそうである。

kosumire01.jpg
スミレ科スミレ属
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 MACRO USM


kosumire02.jpg


kosumire03.jpg


kosumire04.jpg

OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
FL-40 for MACRO

リバースマクロズームの時に作ったストロボを下に向ける仕組みをそのままFL-40にも利用している。キヤノンのオフカメラシューコード2はE-1でも利用可能だったのだ。

TTL用の接点がキヤノンでは4つだがオリンパスでは3つなので一つ余計なのだが配置は同じに見える。付けて見たらちゃんとつながる上にロックピンまで効くではないか。ただ、一つ多い接点がカメラ側のアクセサリーシューに傷をつけてしまうのと時々接触が悪くなるらしくてフル発光してしまう時があるのだが・・・。

山道の土手の日当たりの良いところでは既に色々なスミレが咲き始めている。
スミレ、コスミレ、ノジスミレと最近ようやくスミレの種類の違いがわかるようになってきた。

中でもこのタチツボスミレは私の記憶の中ではもっと遅くに咲き始めることになっているのだが、毎年咲く場所に行って見たらすでにかなりの数が咲いていたのには少々驚かされた。

tachitubosumire01.jpg
スミレ科スミレ属
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50mm F2 MACRO

淡い紫の色がとても爽やかで、柔らかな印象をうける。
あまり日当たりの良くないところにも適応するようで、むしろそういった競争相手の少ないところでよく見かけるためなのか花期が遅いと言うイメージがあったのだが、充分に日の当たる場所に陣取れば他のスミレと同じ頃咲くんだなと認識を改めた。

tachitubosumire02.jpg
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

ところでこのZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACROというのはとても使って楽しいレンズだ。35mmという焦点距離で等倍マクロというのが面白さを生み出しているのだろうか。ワーキングディスタンスはかなり短いのだがお陰で被写体に対する肉薄度がスゴイ。寄れば寄るほど視点の変化に伴う構図変化も大きくなり、撮影していてなんと言うかダイナミックな感じがするのだ。

一方、ちょっと引けばこんな風な状況写真も深い被写界震度のお陰で楽に撮れる。良くぞ出してくれたとオリンパスには感謝したいくらいだ。

何にしてもフィルムからAPS-Cのデジタルに移行してから被写体との距離が離れ気味であったのをフォーサーズの2本のマクロレンズが引き戻してくれた感があり、ちょっとわくわくしながらファインダーを覗いている。

ノミノフスマ

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今日はあまり花粉が飛んでいなかったのか、目と鼻に優しい一日だった。昨日窓を開けたまま出かけたので部屋の中に花粉が溜まっているのか、むしろ部屋の中にいるほうが目がムズムズする有様だ・・・。

田んぼの中もだんだん草の緑が増えてきて、タネツケバナやハコベの白い花が目立つようになってきた。

nominohusuma.jpg
ナデシコ科ハコベ属
Canon EOS 20D
EF35-80mm F4-5.6 REMODELING MACRO
BUILT-IN FLASH

花弁が萼片より長いことからノミノフスマと思われる。花弁の方が長いからか、よく花弁が平開するからか、他のハコベ属の仲間に較べて花が目立って華やかな感じがする。といってもまあ地味な小さな白い花なのだが。

この写真は、上のピンクの文字でもおわかりだと思うが、標準ズームの前玉外しをしたもので撮ったものだ。元のレンズは確か平成の初め頃のヤツで、フィルターネジはあるものの、フードを付けるような構造がないという安物なのだがとても軽量でコンパクトだ。カビや傷が無い状態で1890円だったので思わず買ってしまった。

この前玉を外して見ると、写りはなんともソフトな描写でf16まで絞ってようやくシャープさが出てくる。倍率も35mm換算で2.5倍程度なのだが、妙に明るくて絞り込んでも内蔵ストロボで充分光が回るので使い勝手が良いのだ。

前回作ったリバースマクロとはまた違った趣きで、これもまた楽しめそうである。

スモモ

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今年は梅や寒緋桜など一斉に咲いているので里山の民家まわりはとても華やかだ。そちらの方に目を奪われていて、外れのほうにあるスモモのことを忘れていた。

sumomo.jpg
バラ科サクラ属
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50mm F2 MACRO

雨の中、スモモ畑に行って見ると既に満開だった。他の花たちがちょっと遅めだったのに、スモモは例年どおりに咲いていたようだ。

梅は雨に濡れるとしょぼくれた感じになってしまうのだが、スモモの花はピンとしたまま水滴を身にまとい煌びやかな装いであった。

ヤブツバキ

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例によって山道を行くと、路上にポトリポトリと赤い花が落ちている。見上げるとヤブツバキがだいぶ花の数を増やしていた。

yabutubaki.jpg
ツバキ科ツバキ属
Canon EOS 20D
EF70-200mm F2.8L USM

真っ赤なのに、なぜか日本的な奥ゆかしさを感じる花だ。サザンカや園芸種のツバキと違ってひらひらしていない所が好きなのかもしれない。

それはそうと、今日は目が痒い。そろそろ花粉の季節がやってきたようだ。アイボンが手放せなくなるなあ・・・。

鹿児島の里山でよく見かけるこの花。普通のカンヒザクラよりもこちらのほうが多い。で、カンヒザクラよりも淡い色合いとやや平開する花弁からリュウキュウカンヒザクラなのかな?と思っているのだが本当のところは良くわからない。

ryukyukanhi01.jpg
バラ科サクラ属
Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

植えられている木なのだから家人に尋ねてみればよいのだろうが、何となく今までききそびれている。

カンヒザクラは散る時に萼ごとポトリと落ちるようだが、リュウキュウカンヒザクラはどうなのだろう?いつも撮っているこの木では花びらが散っていたような気がするのだが・・・。

ryukyukanhi02.jpg
Canon EOS20D
EF50mm F2.5 COMPACT MACRO
SIGMA EF-500 DG super
trimmed

ボチボチ蜂もやってくるようになった。鹿児島はもう春である。

ウメのシベ

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昨日とうって変わって今日は良く晴れた一日。
風は冷たかったが晴れさえすればそこそこ暖かいのが鹿児島の良いところだ。

ume02.jpg
OLYMPUS E-1
TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B)
RAYNOX Macro Explorer CM2000 2.5X

ウメのシベをアップでのぞいて見る。この花粉のついたオシベの表面はなんだかモヤっとした質感でピントが合ってるんだか合ってないんだかわからなくなる事がある。

それにしても撮影中、ミツバチもメジロもやって来なかった。もう少し暖かくならないとウメの花も開店休業状態のようだ。

ウメ

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先週はこのまま春になるんじゃないかと思うぐらい暖かだったのだが、今週は気圧配置も冬型に戻ってしまい今日などはアラレのぱらつく寒くてどんよりした天気になった。

しかしそんな中、わが里山の梅は、この2、3日で一気に咲き始めた感がある。

ume01.jpg
バラ科サクラ属
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

里山の南側斜面にある梅林でも花が。不思議と棚田状になった一番下の段から咲き始めている。日当たりが良いのは上のほうだと思うのだが。

撮影しているとだんだん寒くなってきて、とうとうアラレが降り出した。暖かい日なら梅の香りに満たされて気持ちの良い場所なのだが流石に今日は寒すぎる。

でもウグイスらしき鳥の鳴き声が聞こえていた。もうちょっとで春である。

道端にスイセンを見つけて車を停めると、その奥の杉木立の中でツワブキの冠毛が木漏れ日を受けて光っていた。
こんな日当たりの悪いところなのに随分と沢山のツワブキが咲いていたようだ。

海岸の日当たりの良いところから里山の林の中まで、適応範囲の広さには驚かされる。

tuwabuki02.jpg
キク科ツワブキ属

タンポポのそれに較べ全体に造りがゴツイためあまり遠くに飛んでいけそうにはない。だから一箇所に固まって咲いていることが多いのだろう。

また少し褐色を帯びた冠毛はしばしば”汚れたような白”などと形容され、うまいこと言うなあと思う反面ちょっと可愛そうだなと思ったりする。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

マンリョウ

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manryou01.jpg
ヤブコウジ科ヤブコウジ属

すっかり春めいてきたこの頃の鹿児島。梅の花もチラホラ咲き始めている。

とか言いながら、イメージ的には"お正月"のマンリョウをアップしてしまうのであるが(苦笑)

なんでマンリョウという名がついたのか?調べて見たらその由来は定かではないようであるがセンリョウ以下百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドオシ)と揃っていて全て赤い実が生るようだ。

manryou02.jpg
Canon EOS20D
EF50mm F2.5 COMPACT MACRO

2010年3月

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