02:道端の花: 2005年11月アーカイブ

何日か前から体調が思わしくなかったのだが、ついに昨日から寝込んでしまった。インフルエンザだろうが、昨日は呼吸器系の炎症。のどを震源として患部が同心円状に移動してゆくのがわかる。今日はひどい頭痛に襲われているが多分明日には回復しているはずだ。

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キク科アザミ属
Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

先週行った南薩、笠沙にて。
ツワブキやサツマノギクに混じってオイランアザミが咲いていた。

トゲの部分が白くなっていて、トゲだぞ~、痛いぞ~!と主張しているようだ。まさにとりつく島がないといった感じである。

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Canon EOS20D
TAMRON SPAF 11-18mm F4.5-5.6 DiII

イナカギク

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キク科シオン属

冬の気配が濃厚となるにつれ、道端に白い小菊が目立つようになってきた。我が家の周辺ではイナカギクが多いと思われるのだが、時々シロヨメナも混じっているようだ。

この2種の見分け方は私にとっては未だに難題であって、一応葉の基部の形だとか、総苞片の色や毛の生え具合といった識別点は承知しているつもりなのだが実際に草むらで調べようと思うと、どっちだか良くわからん!ということが多いのは困ったものである。葉の形など結構個体差があるし、そもそも葉が見当たらない!ということもある。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

マユミ

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ニシキギ科ニシキギ属

秋も深まり、我が里山の道端には色々な赤い実が見られる今日この頃。ナンテンの赤い実に惹かれて近づいて見るとその横にピンク色の実をびっしり付けた木があった。

ピンク色の実が割れて、中から赤い種がのぞいている。とても美しい色合いだ。これはなんと言う木だろう?ツルウメモドキに似ているなと思ったが、調べて見ると属は違うが同じニシキギ科のマユミという木のようだ。

こうやって名前を覚えた植物が増えてくると、段々と名前調べが楽になってくるのは少し賢くなった気がして嬉しいことだ。まあ、実際には知らない種類の方が遥かに多いからちっとも賢くはなっていないのだが。

Canon EOS20D
SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX HSM

ツワブキ

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キク科ツワブキ属

昨日と同じく南薩、笠沙の海岸沿いの崖や斜面を黄色く染めてツワブキが花盛りとなっている。

サツマノギクと違って山中の道端や林縁でも普通に見られるが、この花もやはり本来は海岸に生えるものらしい。確かに海岸沿いで見る花には勢いがある。まず花の密度が違うのだ。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

サツマノギク

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キク科キク属
Canon EOS20D
TAMRON SPAF 11-18mm F4.5-5.6 DiII

この季節、薩摩半島西側の海岸線を走ると所々に白いノジギクが咲いているのが目に止まる。この辺りに咲くのはサツマノギクという種類らしい。

どうも海岸近くにしか咲かない花らしく、ちょっと内陸に入ると全く見られなくなる。実は去年、挿し穂を取って自宅で育ててみたところ、今年なんとか花が咲いた。自宅は結構内陸なので、内陸では育たないという訳ではなさそうだが、拡がらないのは何故なんだろう?

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Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

海の青を背景に白い花が映える。草刈作業の人たちもこの花は刈らずに残しておいてくれるのが嬉しい。

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バラ科トキワサンザシ属

いつもの通り道、民家の生垣のトキワサンザシがツヤツヤの赤い実をびっしりと付けて目を楽しませてくれている。子供の頃は、トマトを思わせるその形が気になって割ってみたりしたものだ。期待に反してトマトとは似ても似つかぬ内部構造でちょっとがっかりしたことを覚えている。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

センブリ

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リンドウ科センブリ属

ドリンク剤のCMで、「センブリエキス配合!」とやっているのをよく耳にする。苦くて健胃効果があるそうだ。名前の由来は、”千回振り出してもまだ苦い”からということらしいが、「振り出す」ってどういう事だろう。ピンと来なかったのでちょっと検索してみた。

答えは単純で、布袋に入れたセンブリなどの薬草を湯に入れて振り動かして成分を抽出する、今で言えばティーバッグ方式を「振り出す」と言うらしい。

これは・・・ちょっと上の世代の人にとっては常識なのかな?私など花を撮って名前を調べ、知識として知ってはいても実際に飲んだことは無い。センブリ、ゲンノショウコ、ドクダミ等々。やはり一度飲んでおくべきかな?

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

リンドウ

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リンドウ科リンドウ属

リンドウと言うと何か高原に咲く花というイメージがあったのだが、意外に近所の山でも咲いているのを知ったのは去年の事。

とは言え、その場所はススキや潅木が多く充分な日照が得られないのか、ひょろひょろとまるでツル植物のようだ。それでも今年も無事花を咲かせたようで、まあ何とかやっていってる様子だ。

OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50mm F2 MACRO
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ネギ科ネギ属
Canon EOS20D
TAMRON SPAF11-18mm F4.5-5.6 Di II

霧島方面の高原地帯。標高500mくらいのところでヤマラッキョウが咲いていた。宿題だった葉の断面の形を確認しようと思ったが、葉はすっかり枯れていて干からびている。干からびた葉の断面はベンツマークみたいな形だ。元は三角形だったのかな・・・?

どうやら寒い場所では葉は早くに枯れてしまうらしい。どこかに残ってないかと探し回ってようやく1本、枯れ残りを発見することが出来た。断面の形は確かに三角形だった。
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葯が明るい色だからか、花の色合いもラッキョウに較べて爽やかな感じがする。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

コミカンソウ

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カエデの類の紅葉はもうちょっと先の鹿児島の平地であるが、草むらで紅葉を見つけた。マメ科みたいな葉っぱだけどマメは出来ない、よく見かけるけど名前は知らなかったこの草がこんな風に色づくとは。地元の道端にもまだまだ知らないものは沢山ある。

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トウダイグサ科コミカンソウ属
Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

名前を調べて見たら、実を小さなミカンに見立ててコミカンソウというようだ。どちらかというと皮を剥いたミカンのようにも見えるが、納得できる命名である。

この名前を知って、「あ~、しまった!」と思った。
この草を撮った場所はミカン畑で、そこかしこに落果したミカンが転がっていたのだ。名前を知っていたらミカンといっしょに写したのに。

え? ・・・・・ お約束過ぎる?

ススキ

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イネ科ススキ属
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5

夏草に覆われていた造成地の斜面も今はススキの穂が風に揺れ、夕方の光の中でキラキラ輝いている。

ちょうどこの季節は、この場所から少しだけ見える海に夕日が沈む。普段は決して風光明媚な眺めではない、むしろただの荒地なのだが、この季節のこの時間帯、水平線付近に雲が無い時だけはまるで別の場所のように美しい。この瞬間にこの場所に居合わせたことがこの日のささやかな幸せである。

ラッキョウ

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ネギ科ネギ属

隣町の山道で発見した紫色の花。
え?こんなところにヤマラッキョウが?と思ったのだが・・・・。

そこが畑なら迷わずラッキョウだし、高原地帯の山道で見かけたとすればまずヤマラッキョウで間違いないんだろうが鹿児島の里山、林縁の道端となると判断に困ってしまう。

ラッキョウとヤマラッキョウの見分け方って何だろう?と調べてみたら「葉の断面」の形状が手がかりのようだ。

ラッキョウの葉の断面は中空の五角形らしい。これは実際にラッキョウ畑のラッキョウの葉っぱを一本失敬して確認した。

ヤマラッキョウの葉の断面は同じく中空だが三角形、鈍三角形だと多くのサイトに書かれている。これは今度高原へ行ったときに確認してみたい。また宿題が増えてしまった。

で、結局この花は表題の通りラッキョウだったようだ。

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断面は五角形

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

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