02:道端の花: 2005年6月アーカイブ

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アカネ科コンロンカ属

黄色の星と白い旗、洒落たデザインの花である。
白い旗は、花序の外周の花の萼片がそれぞれ1つだけ大きくなったもの。
この花も遠目に見るとアジサイかガクウツギの仲間に見えてしまう。

Canon EOS20D + TAMRON SPAF 90mm F2.8 MACRO

ボタンクサギ

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山影の藪の中に毎年ボタンクサギが咲く場所がある。
いままでは高速道路の工事が行われていたりして写真を撮りにくい状況だったのだが、今年は高速道路も完成したのでようやく落ち着いて写真が撮れる。
すこし暗いところが好みなのだろうか、だいたい林縁の藪の中で見かけるのと葉の色がダークグリーンなのが相まってちょっと陰気な雰囲気があるのは否めない。

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クマツヅラ科クサギ属

最初見たときは、なんか変わったアジサイだなと思ったくらい遠目に見るとアジサイに似ているのだがよく見てみると一つ一つの花は合弁花であることがわかる。

bkusagi02.jpg

こうして見ると確かにクサギっぽい形をしている。
葉っぱの色がもう少し明るいグリーンならさぞや美しいのではなかろうかと思うのだが・・・。
でも多分ダークグリーンの葉は弱光環境に適応した結果なんだろう。そんな薄暗い林縁にピンクの花を咲かせて、今日もボタンクサギは蝶たちの人気者だ。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

ドクダミ

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花はなかなか可愛らしいのだが、生臭いような独特の臭気がある。日陰の湿っぽいところに多いので、そういう場所の匂いなのかと思っていたが、それがドクダミの匂いだったのだ。ドクダミ茶とかあるようだが、やっぱりこの匂いがするのだろうか?もしそうなら飲みたくないなあ・・・。なんでも10種類の薬効があるとかで体に良いのだろうけれど・・・。

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ドクダミ科ドクダミ属

我が家の庭の一角にも橋頭堡を築いたようで、一度根を張るとなかなか除去出来ない。いっそ増やして煎じて飲んでみようか?でもあの匂いが・・・(笑)

Canon EOS20D
TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO(172E)

オカトラノオ

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サクラソウ科オカトラノオ属

先っちょが微妙に持ち上がった姿が独特のオカトラノオが咲き始めた。派手さはないが落ち着いた渋い趣のある花だと思う。しかしトラの尻尾って先が丸くなかったっけ?といつも思いながら見ているのだが。
夏になると花の種類が減ると前に書いたが、なかなかどうして毎日書いても案外ネタが尽きないものである。この田舎の道端は本当に退屈することが無いなあ。自然の恵みに感謝しなければ。
昨日から降り続いた雨は午前中いっぱいで止み、昼からは少し空が明るくなったが時折小雨がパラつく天気となった。空模様は明日からやや回復傾向らしい。

(Canon EOS20D + EF100mm F2.8 MACRO USM)

ハゼラン

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スベリヒユ科ハゼラン属

今日は朝から雨。我が家の小さな庭を見てみるとハゼランに水滴が沢山ついていたのでバタバタとカメラを用意して撮影してみた。

ハゼランはだいたい夕方頃から花が開くので朝などは当然ツボミ状態。まあ、この場合むしろ水滴の方に的が絞れるから却って好都合か。水滴だけでなくクモの巣も張っているがこれを取ろうとすると肝心の水滴まで落ちてしまいかねないのでそのまま撮影した。無論、くしゃみなどは厳禁である。

Canon EOS20D
EF50mm F2.5 COMPACT MACRO

コマツナギ

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マメ科コマツナギ属

枝のあちこちから小さな花序がすっと立ち上がる姿が印象的。
全体に造りが細く草のようだが木に分類されている。
なるほど、枝なんか結構硬くて丈夫である。
名前の由来は馬(駒)をつないでおけるくらい丈夫ということらしい。しかし実際にこの木に馬をつなぐ人がいたとは思えないのだが・・・だって馬だよ?逃げちゃったら歩いて行かなくちゃいけないんだよ?自分だったらこれに馬はつながないと断言できる(笑)

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 MACRO USM

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マメ科ネムノキ属

交通量の多い県道沿いのネムノキは既に沢山の花を咲かせていたが、あまり車の往来が多いと落ち着いて撮影できない。そこで夕方ではあるが山の中のネムノキのある場所へ寄ってみた。

ここはまだまったく花が咲いていなかったが、一輪だけ咲き始めの花を見つける。
この花の咲き初めのジグザグに縮れた様子を見ると、「うーん、思春期ですな」 などと思いつつある歌が頭をよぎる。なんのCMだったか忘れたが、

♪ソークラテースもプラトンも、み~んな悩んで大きくなった♪

というヤツ。
ちなみに悩んでいるのは花びらではなくオシベなのだそうだ。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 Macro USM

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キク科アキノノゲシ属

道端ではだんだんと夏草が勢いを増してくるのに押されるように、花の種類が少なくなってきた。
種類は減るがその分草体の大きな花が増えてくる。

林縁の山道を行くとひょろひょろと高く伸びたムラサキニガナが咲いていた。
図鑑では1.2メートル位とあるのだが、鹿児島で見る限り平気で2メートルを超えるほど伸びているものもある。まあ、鹿児島の夏草の勢いといったら凄いものがあるから埋もれないようにどんどん伸びるのだろう。
ぶら下がるように咲く紫色の花はなかなかきれいだが、全体のイメージとしてはイマひとつ好きになれなかったりするが、そこはマクロレンズ。好きなところだけ寄って撮ってしまう。

Canon EOS20D + EF100mm F2.8 Macro USM

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タデ科タデ属

小さなピンク色の花が可愛いママコノシリヌグイ。ミゾソバに似ているが、あまり花が平開しない。また、一つの花序につく花の数も少なめのようだ。

しかし何が可愛いといって、このタデ科の仲間の小さな花が色といい形といい一番可愛い。もう一番のお気に入りだったりする。

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このように茎には下向きのカギヅメが並んでいて、引っかかると痛い思いをする。
ミゾソバにも刺はあるが、痛いのはママコノシリヌグイのほうが上。
そもそもママコノシリヌグイとは「継子の尻拭い」の意で、ママハハがこれで子供の尻を拭うという、想像するだに恐ろしい物語を秘めた名前である。

何かと人権が叫ばれ、かつ少子化で子供が大事にされる昨今の日本では有り得ないようなネーミングだが、この名前が付けられた当時ではそういった事もあったのかも知れないなあ。暗い時代と言えるかも知れないが、逆に言葉に関しては大らかな時代だったのかもしれない。昨今のように、なんでもかんでも「言葉狩り」をすればいいというものでもないだろうと思うのだが・・・。

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葉の形は基部の張り出した三角形。ミゾソバは牛の頭みたいな形をしているから、ここが一番の識別ポイントだろう。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 Macro USM

ヒナギキョウ

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キキョウ科ヒナギキョウ属

細い茎の先に小さなうす紫の花をひとつづつ付ける可愛らしい花。細い上にひょろっと伸びてるから風が吹くと良く揺れるんだ、これが。そんなそよ風にも揺れる風情が好きだったりするのだが、撮影となると風吹くな~!と思う。でもファインダーから目を離せば、ああ風が気持ちいいな~なんて思うのだから勝手なものだ。

今までUPした花を振り返ってみるとほとんどが明治以降の帰化植物だ。道端で人の往来のあるところはどうしても帰化植物が入り込みやすいのだろうがそれにしても日常目にする花のほとんどが帰化モノだというのはあまり意識していなかった。で、このヒナギキョウも帰化植物だと何故か思い込んでいたのだが調べて見ると違うようである。似た名前でヒナキキョウソウというのがあるがこれはキキョウソウに似た感じで帰化植物らしいのでどこかで混同していたのかも知れない。

Canon EOS20D
EF100mm F2.8 Macro USM

コナスビの実

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 我が家の庭のコナスビの実。これがいつになったっらナスビのように長~くなるのか楽しみに待っていたのだが一向に伸びることなく、ほとんどが割れて種をばら撒いてしまっている。うーん、これのどこがナスビ?責任者出て来~い!(笑)

ああ、そう言えば京都のナスビって丸いのがあるよね?あれのことなのかな・・・。

OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

テッポウユリ

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ユリ科ユリ属

あちらの庭先、こちらの道端で咲き始めたテッポウユリ。もともとは種子島、屋久島以南が原産らしいのでこれは人為的に植えられたものでしょうが鹿児島の農村風景にすっかり溶け込んでいます。
このあたりの古くからの民家は山裾に石垣を組んだ上に建てられていることが多い。狭い土地を有効利用するためなのか、或いは水害対策かもしれない。これはそんな石垣からニョッキリ伸びたテッポウユリ。

teppouyuri2.jpg
離れてみるとこんな風になっています。

Canon EOS20D + EF28-70 F2.8 L USM

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